実はこれ、ワシントン・ミューチュアル(Washington Mutual)という銀行(S&L:貯蓄金融機関)のプロモーションで、中には、「口座を開いたら50ドル差し上げます」という紙が入っていたそうです。奇抜ですが、ちょっとはた迷惑なプロモーションです。
この銀行、徹底的な個人向け取引で旋風を巻き起こし、今や店舗数は全米で第6位、あのシティバンクを抜いてます。一芸に秀でた会社はやることも面白いです。
ところで、明日は仕事の都合でひょっとしたらUPできないかもしれません。その代わり、今日はちょっと難し目の問題を入れておきます。夏のボーナス時期にもボーナス関連の問題(【問題66】ボーナスを他人と比べるには)を採り上げてましたが、今回もボーナスの問題を出します。
新聞報道では景気のいいような話が出てましたが、皆様のところはどうですか?年俸制でもらっていない、もらう立場にない、更には払う方だ、などいろんな立場の方がいそうです。
学生の方は羨ましいと思うかもしれませんが、社会人にとっては学生の頃の生活の方が羨ましいです。(もうそろそろ冬休み?)
【問題225】
10人の社員がいる会社で、社長からボーナスが支給されることになったのですが、そのとき次のようなゲームが催されることになりました。
社長は10人それぞれの額に、それぞれがもらうボーナスの額を書いた紙を貼り付けます。この金額は他の9人は見ることができますが、自分では見ることができません。その上で社長はホワイトボードに10個の違う数字を書き並べ、こう言いました。
「ここの10個の数字のうち、一つだけがここにいる10人のボーナスの合計の金額になっています。さて、順番に訊いていくので、自分のボーナスの金額がわかる人はいますか」
10人が順番に訊かれ、9人目までがわかりません、と答えました。ところが10人目はわかりました、と答え、見事自分のボーナスの金額を言い当てたのですが、さて、どのようにしてこの人は自分のボーナスの額がわかったのか、説明できますか。
社員は全員正直者で論理的に判断します。また、ボーナスの金額は全員違います。
ちょっと骨のある問題です。楽しんでみてください。
これ、まだ解けていません。回答集blog【回答225ではありません】にそのあたりUPしています。
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「君頑張ってるから、給料は誰よりも弾むよ!」
と社長に言われたから。
10個の数字の内9個は、わかった人を除く9名の合計の金額より少なかったから。
…分からないです。
社員が2人だったとして考えると、
1.最初の人の金額が、ホワイトボードの一方の金額より多かった。
2.最初の人の金額と、ホワイトボードの小さいほうの金額の合計が、大きい方の金額より少なかった。
という場合に2人目が分かると思うのですが、10人となると頭が痛くなります。
選択肢が11個以上の場合、9つが同額で、残りもすべて同額。
最後の人はみんなと違うボーナスってことで。
これっしょ?